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QUICPay(クイックペイ)現金化の具体的な流れと手順を解説

2025年09月11日 13時02分

スマートフォンをかざすだけで支払いが完了する「QUICPay(クイックペイ)」は、その手軽さから多くの人に利用されています。

このQUICPayを使って後払い現金化を行いたいと考えたとき、「一体どのような流れで進めれば、現金を手に入れられるのだろう?」と、具体的な手順が気になる方も多いのではないでしょうか。

しかし、その流れを理解することは、同時に、その各段階に潜むリスクを理解することでもあります。

この記事では、QUICPayを使った後払い現金化の全体の流れを、具体的な手順に沿って詳しく解説していきます。
 

QUICPay(クイックペイ)現金化の全体の流れを理解する


具体的な手順に入る前に、まずはQUICPayを使った現金化の全体の流れと、その中でのQUICPayの役割を正確に理解しておくことが重要です。
 

QUICPayはあくまで「決済の道具」


大前提として、QUICPay自体に後払い機能やお金を貸す機能はありません。

したがって、QUICPayそのものを現金化するわけではありません。

QUICPayは、現金化のプロセスの中で、商品を購入する際の「決済の道具」として使われるに過ぎないのです。
 

流れの主体は「紐づけた後払いカード」


現金化の全体の流れの主体となるのは、QUICPayに支払い元として登録した、クレジットカードや後払い機能付きのプリペイドカードです。

現金化のリスクや規約違反の問題は、すべてこの支払い元のカード会社との間で発生します。
 

主な流れは2パターン


QUICPayを使った現金化の流れは、大きく分けて2つのパターンが存在します。

一つは、すべての工程を自分自身で行う流れ。

もう一つは、専門の現金化業者に手続きを依頼する流れです。

以下で、それぞれの流れを詳しく見ていきましょう。
 

【流れ1】自分で商品を購入・売却する場合


この流れは、業者を介さずに、自分の判断と行動で現金を手に入れるまでのプロセスです。

手間はかかりますが、悪質な業者に騙されるリスクを避けたい場合に選ばれます。
 

STEP1:後払いカードをQUICPayに設定する


最初の流れは、現金化の元手となるクレジットカードや後払い機能付きプリペイドカードを準備し、Apple PayやGoogle Payを通じてQUICPayに設定することです。

この時、そのカードのショッピング枠や後払いチャージの利用可能額が十分に残っているかを確認しておきます。
 

STEP2:換金性の高い商品をリサーチする


次に、どのような商品を購入すれば、高く、そして早く売れるのかをリサーチします。

最新のゲーム機やスマートフォン、人気のブランド品などが主なターゲットになります。

インターネットや買取専門店のウェブサイトで、最新の買取価格を調べておきましょう。
 

STEP3:QUICPay対応の実店舗で商品を購入する


リサーチした商品を、QUICPayでの支払いに対応している実店舗で購入します。

全国の家電量販店やデパート、ブランドショップなどが対象となります。

レジで「クイックペイで」と伝え、スマートフォンなどをかざして決済を完了させます。
 

STEP4:買取専門店などで商品を売却する


購入した商品を、なるべく早く買取専門店やリサイクルショップに持ち込み、査定・売却します。

少しでも高く売るためには、複数の店舗の査定額を比較することが重要です。

このステップで、購入した商品が現金に変わります。
 

STEP5:買取代金を受け取る


商品の売却が成立すれば、その場で現金として買取代金を受け取ることができます。

この現金の受け取りをもって、一連の流れは完了です。

ただし、手元に残った現金以上の金額を、後日カード会社に支払う義務が残ります。
 

【流れ2】専門の現金化業者を利用する場合


この流れは、手間をかけず、スピーディーに現金を手に入れたい場合に選ばれるプロセスです。

しかし、その分リスクも高まります。
 

STEP1:信頼できる業者を選んで申し込む


まずは、インターネットでクレジットカードや後払いアプリの現金化に対応している業者を探します。

この際、運営者情報が明確か、口コミの評判は悪くないかなど、複数の視点から信頼性を確認し、慎重に業者を選びます。

そして、公式サイトの申し込みフォームに必要事項を入力します。
 

STEP2:本人確認と契約内容の確認


業者に申し込むと、電話やメールで連絡が来ます。

初回利用時には、法律に基づき、運転免許証などの身分証明書を用いた本人確認が必ず行われます。

この時に、手数料を差し引いた最終的な振込額(換金率)がいくらになるのかを、明確に確認することが最も重要です。
 

STEP3:業者の指示に従いQUICPayで決済する


契約内容に同意したら、業者の指示に従ってQUICPayで決済を行います。

多くの場合、業者が指定するオンラインサイトで商品を購入するよう指示されるか、あるいは実店舗で特定の商品を購入するよう指示される場合があります。
 

STEP4:指定口座への入金を確認する


業者側であなたの決済が確認でき次第、指定したあなたの銀行口座へ現金が振り込まれます。

この入金確認をもって、業者を利用した現金化の流れは完了です。
 

現金化の申し込みから入金までにかかる時間の流れ


それぞれの流れで、現金を手にするまでにどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
 

自分で行う場合は数時間~数日


自分で商品を購入・売却する場合、商品のリサーチや店舗への移動、査定の時間などを考えると、スムーズに進んでも数時間はかかります。

もしオンラインで商品を購入した場合は、配送に数日かかるため、即金性はありません。
 

業者を利用すれば最短30分~1時間程度


専門業者を利用する場合、申し込みから入金までの時間の流れは非常に速いです。

初回利用でも1時間前後、2回目以降であれば30分以内で完了することがほとんどです。

このスピードが、業者を利用する最大の理由となっています。
 

この流れの中に潜む重大なリスクと注意点


ここまで解説してきた現金化の流れは、一見するとただの買い物のように見えますが、その各段階には深刻なリスクが潜んでいます。
 

各ステップでのカード会社による監視


あなたがQUICPayで決済した情報は、すべて支払い元のカード会社に筒抜けです。

カード会社は、現金化を疑われる不自然な取引を常に監視しています。

流れのどの段階であっても、不正利用が発覚するリスクは常に存在します。
 

カードの利用停止・強制解約のリスク


もし現金化が発覚すれば、QUICPayに紐づけているカードが利用停止、最悪の場合は強制解約させられます。

一度信用を失うと、そのカード会社との再契約は絶望的です。
 

まとめ:QUICPay現金化の流れは危険な道筋


QUICPayを使った現金化の流れは、「後払いカードの準備 → 商品購入 → 売却 → 現金受取」という、規約違反を前提とした危険な道筋です。

QUICPayの手軽な決済機能は、この危険な流れの実行を容易にしますが、その結果として生じるリスクを軽減してくれるわけでは決してありません。

もし現金が必要なのであれば、このような危険な流れに乗るのではなく、あなたがQUICPayに紐づけているクレジットカードにキャッシング機能があればそれを利用するなど、安全で正規のルートを検討することを強くお勧めします。